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科学と技術について日ごろ考えることの私のためのメモ


by itot7227ex

地球環境問題の預言

 1994年、関連各分野の専門家とともに「地球環境問題の新視点」と題して本を書いた。
当時は、まだフロンの全廃が問題にされている時代で、この問題にかなりのページを咲いているが、将来炭酸ガスの排出が大きな問題になることにも触れている。そして、その理由としては、炭酸ガスが以下の二つの効果を持つことからであとしている。

(1)温室効果:当時から一般にいわれていた地球温暖化をもたらす効果であり、今では、各所でそれに起因する現象が現れているとして、元米国副大統領が「不都合な真実」と題する本を出版するほど、全世界で大きな問題とされている。一般には、北極・南極の氷の減少、氷河の縮小などがその指標とされているが、私は以前から環境の可視的な指標とされてきた蝶の生態や分布の変化に注目してきたのである。本Blogでも生物のカテゴリーで3度この問題を取り上げている。
(2)大気エントロピーの減少効果:厳密にはエントロピー減少という専門用語を使わなければならないが、正確性をかくのを承知でわかりやすく言うと、大気の精力を増大させる効果である。されに平易に言うと、「台風や竜巻や局所的な豪雨や旱魃」を生じる効果である。私が上述の本を書いたころは、あまり問題視されていなかったが、最近では毎年各所で記録的なものが発生し、大きな問題となっている。

 以上要するに、まさに私が1994年に行った予言が的中したというのが、私の現在の危惧と自負である。

情報技術で漢詩を読むおよび世界の蝶の監修者の記)
by itot7227ex | 2007-05-13 20:41 | 地球環境問題